【追加合格の可能性がある?】受験校からの電話

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【追加合格の可能性がある?】受験校からの電話

こんにちは。ちびらいおんです。

試験の翌日、学校のHPで合格発表がありました。番号がありません。

おちび
おちび

まあ、そんなもんだよねー。落ちると思った。

と息子はまったく残念がる様子はなくゲーム再開。

私は何度も合格発表ページを確認してしまいました。

やっぱり息子の受験番号は見つかりません。

不合格通知到着

Webでの合格発表翌日には、速達で不合格を知らせるこんなお手紙が届きました。

おちび母
おちび母

もしかして受かることがあるかも!なんて少し期待してたけど。

現実は厳しいね。でもいい経験ができたと思えば・・・

お手紙を最後まで読んでいくと「今月中に追加合格の電話があるかもしれない」書いているではありませんか。

おちび母
おちび母

追加合格なんて本当にあるのかな。追加合格だと最下位での入学ってことでしょ〜、勉強についていけるわけないよね。来週は公立中の入学説明会があるみたいだし、今月中に追加合格があるかもとか言われても、制服の準備にも時間がかかるし、合格の見込みが全くないならそう言ってほしいんだけどな〜。期待持たせるような言い方するなんて残酷だわ〜。

と、こんな感じで親は来るかどうかわからない電話を気にする生活が始まりました。

おちび
おちび

ゲーム三昧だよ。今まで自主的にゲームから離れていたけど、もう終わったから遊ぶんだ〜

まあそんなもんです。でも際限なくゲームをするのではなく、約束の時間内で遊ぶところは変わったなと思っていました。ご飯だと呼びに行けば文句も言わずに食べに来る。

そういうところは、今まであまり見られない変化でした。

そんなある日、ご飯を食べて自分で食器をキッチンに下げ、弟とゲームを再開していた時のこと。

珍しいことをするなあと思いながら、テレビを見ながら少し遅い夕食をとっていました。

今思えば電話がくる気配を感じていたのかもしれません。

受験校から着信、追加合格

ごはん中。受験した中学校からの着信だと気づき、慌ててご飯を飲み込む。ついていたテレビを消そうとするもリモコンが見つからず、テレビをつけたままドキドキしながら電話に出ました。受験校の副校長でした。

副校長
副校長

合格点に近く、第一志望であることから「追加合格候補」となるのですが、本人とご家族はどのように考えていますか。この場で入学の意思を確認できたら「合格決定」となります。

おちび母
おちび母

「この場で」って・・・そういうものなのね。

幸い、今日の昼間に息子に入学の意思確認をしていたので、このように即答しました。

おちび母
おちび母

ぜひ入学させていただきたいと話しておりました。

副校長
副校長

それでは「合格決定」となります。

一つ質問させてください。一次入試を受けなかった理由はなぜですか。

この学校は1月に一次入試、2月に二次入試という形で2度チャンスがあります

おちび母
おちび母

受験のためにと小1から塾に通っていたのですが、コロナ休校から不登校になって次第に塾の勉強にもついていけなくなったので受験をしないことにしたのですが、年が明けてから受験に挑戦したいと息子が言った時には、一次入試の出願に間に合わなかったからです。

そのほかには、質問されてもいないのに「寮生活を通して人との関わりを学んでほしいと思っていることや、本人も寮生活を楽しみにしていることを一方的に話してしまいました。

副校長は明日速達で入学入寮関係書類を送るといい、電話を切りました。

私はずっと涙が止まりませんでした。

合格が決まって思ったこと

人それぞれ、苦労したことは異なります。子どもの立場、親の立場、またそれぞれの家庭での役割・・・受験結果は「合格」か「不合格」に二分されて立つということを確信しました。

我が家は、小4の3学期から不登校になり、一度は受験をあきらめたものの直前になって挑戦したいという気持ちになった息子を全力で支え、短い期間ではありましたが伴走しました。受験校のレベルによっては、そんな簡単に短期間の伴走で合格を勝ち取れないでしょう。

息子の合格した学校は有名校ではあるものの、レベルの異なる入試があることから、学力幅の広い生徒が集まっています。

スタートの学力差は心配にもなりますが、中学受験レベルの学習をこなしてきた子たちは、中学の内容もかじっていると思っています。これからの頑張りによっては追加合格だということを忘れさせるくらいの学力がつく可能性もあると信じています。

「基礎が大事」だということ、「諦めないで挑戦すること」がとても重要だと身をもって経験できました。

ご縁があって合格をいただきましたが、このまま不合格だったとしても彼の人生にはこの経験がきっと役に立つものであったと確信しています。私自身もです。

不登校を証明する通知表のコピーを願書に添付していましたが、この学校はそんな子どもも受け入れてくれるのです。本当にありがたい。

そしてそんな息子の寮生活が始まります。仕事で一緒に過ごせなかった時間をほんの少しだけ遅れて取り戻し、そしてまた親元を離れていこうとしています。

息子自身が決めた道です。精一杯応援しようと思います。

頑張れ中学受験生。応援しています。

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