この記事には広告が含まれています。

わかる、その気持ち。「この通知表で受験なんてできるの?」
不登校の子どもを持つ親として、通知表を見るたびに胸が痛くなる。
ほとんどが斜線で「評価できません」の文字が並ぶ成績表。これを中学受験の出願書類に添付するなんて、正直怖い。
「うちの子、この通知表のせいで落とされるんじゃ…」
そう思って検索してここに来た方、いらっしゃいますよね。
私も全く同じでした。ママ友もいない、職場の同僚にも中学受験の話ができる相手がいませんでした。「みんなどうしてるの?」と聞ける人がいない中、ネットで調べては不安になり、調べては落ち込む日々。
だからこそ、今日は我が家の「リアルな通知表」を公開します。
同じように孤独に悩んでいる方の、少しでも参考になればと思います。
【通知表公開】この成績で私立中高一貫校に合格しました
上の子(長男)は小学校後半の約2年間を不登校気味に過ごしました。
きっかけはコロナ休校でした。小4の2月、休校明けから学校に行けなくなったのです。近所との折り合いもあり、小6の2学期に転校。転校後は1か月ほど登校できたものの、その後は放課後登校が彼のペースでした。塾には通っていたものの下位クラスが続き、小6の春に退塾していました。
そして小6の冬休み。突然「やっぱり受験したい」と言い出したのです。
北海道は受験が1月8日前後。願書受付可能な学校は残り1校のみ。準備期間はわずか3週間でした。
実際の通知表がこちら
出願時に提出した通知表には、体育の「よい」に2つの○がついているだけ。他はすべて斜線でした。
授業はほとんど受けていません。参加したのは遠足と運動会だけ。
この通知表で合格するとは、私自身も思っていませんでした。

転入先の学校の通知表も提出
2学期に転入した学校は2学期制だったため、前期分の通知表(9月30日配付)も一緒に提出しました。転入後の約3週間は授業を受けていたので、作品を作らなかった図工以外はどこかしらに○がついていました。
つまり、「ほぼ斜線の通知表」と「少しだけ○がある通知表」の2枚セットで出願したことになります。
通知表・調査書は合否にどう影響するのか?本質を考える
結論から言うと、多くの私立中学では、通知表の成績そのものは合否にほとんど影響しません。
私立中学の選考基準の実態
2024年現在、私立中学の入試では以下が重視されています。
- 入学試験の点数(筆記試験の結果)
- 面接での受け答え(実施校のみ)
- 作文・小論文の内容(実施校のみ)
調査書や通知表は「参考資料」として提出を求められますが、多くの学校では「在籍確認」程度の意味合いです。
文部科学省の方針もあり、不登校を理由に受験機会を奪うことは原則として認められていません。実際、調査書の提出を不要とする私立中学も増えています。
最新データ:不登校は「特別なこと」ではなくなっている
2024年度の文部科学省調査によると、小中学校の不登校児童生徒数は約34万6千人。過去最多を更新し続けています。
つまり、クラスに1〜2人は不登校の子がいる計算。私立中学側も、不登校経験のある受験生を想定した対応を進めています。
私がネットで調べていた頃と比べても、「不登校でも受験できる」という情報はずいぶん増えました。それだけ、同じ悩みを持つ親御さんが多いということでもあります。
ただし例外もある
公立中高一貫校の適性検査では、調査書の評定が点数化されるケースがあります。東京都立の中高一貫校では、調査書が総合得点の2〜3割程度を占める学校もあるとネットで読みました。
また、一部の私立校では「出席日数」を確認する場合もあります。学校説明会で直接確認するか、募集要項を細かくチェックすることをおすすめします。
不登校からの中学受験で実践すべき3つの対策
対策①:調査書の扱いを事前に学校に確認する
我が家の受験は願書受付直前であり、学校見学だけでなく説明会にすら参加したことがない学校でした。昭和時代からある伝統校ではあったのですが自宅からも遠く、ほとんど情報を知らないまま受験を決めた学校です。
不登校の事実は変えられない。そのままの通知表を提出するしかありませんでした。我が家の挑戦でした。
準備期間のある方は志望校の説明会で直接質問するのもいいでしょう。
聞かないまま悩み続けるより、聞いて安心する。これが不登校家庭の受験戦略の第一歩になると思います。
対策②:学習を「途切れさせない」ことだけを目標にする
長男は小1から中学受験に強い塾に通っていました。きっかけは「宇宙飛行士になりたい」という何気ないひとこと。息子の希望というより、親が決めて通わせていました。
各種講習は強制参加。でも成績は常に下位クラス。自宅学習はほぼゼロ。私たち両親は公務員で夜勤もあり、学習サポートが不十分だったと今でも後悔しています。
そして不登校とともに塾にも行けなくなり、小6の春に退塾しました。
それでも、自宅でできる学習があればとあれこれ試しました。でも学習するのは本人。本人のやる気が学習にむかなければ意味がありません。その間いろいろとネットで調べました。
無料体験に惹かれていろいろ申し込むものの全く続きませんでした。
「毎日1時間」ではなく「週に1回でもやる」。ハードルを下げまくって、なんとか学習習慣をつなぎとめられたら◎だと思います。
対策③:「受験しない」という選択肢も常に持っておく
矛盾するようですが、これが精神的に一番大事でした。
「絶対に受験させなきゃ」と思うと、子どもも親も追い詰められます。
うちは実際、小6の春に退塾して「受験しない」と決めました。その後はプログラミングを習わせましたが2か月で要領を得てやめ、オンラインゲーム三昧の日々。正直、「これでいいのか」と何度も思いました。直前の冬休みも大阪に旅行に行ったくらいです。
選択肢を手放したからこそ、年明けに子どもが「やっぱり受けたい」と言い出せたのだと思っています。
親が「絶対受験」と決めつけていたら、子どもは自分から言い出せなかったかもしれません。
今、下の子の受験で意識していること
現在、下の子(次男・小6)の中学受験を控えています。
上の子の経験があるので、今回は「ほどほどに・無理せず・現実的に」がモットーです。
長男のときとの違い
次男は切り替えが早く、促せば自宅学習できるタイプ。私は退職したので、学習サポートに使える時間があります。これは長男のときと大きく違う点です。
小5の9月から週1回の個別指導塾に通い始めました。そっと促したら本人が了承してくれて。成績が上がり、本人の自信につながりました。
そして小5の3学期、次男本人から「中学受験したい」と申し出がありました。長男のときは親が決めて通塾させていたので、本人から言い出してくれたのは嬉しかったです。
現在の学習スタイル
「スタディサプリ」を使いながら、塾には週1回だけ通っています。月額2,178円からの動画授業なので、自分のペースで進められるのがいいのです。
ただ、通学経路の問題で学区外の中学は現実的でない状況もあります。それでも、挑戦したいという次男の気持ちを応援したいと思っています。
完璧な受験勉強ではなく、「うちの子に合った道」を探す。長男のときに学んだことです。
まとめ:通知表より大事なこと
不登校で通知表がほぼ空欄でも、中学受験はできます。我が家の長男は、3週間の準備で合格しました。
大事なのは以下の3つです:
- 志望校に直接確認する(聞けば教えてくれる)
- 学習を完全に途切れさせない(週1回でもいい)
- 「受験しない」という選択肢も持っておく
私のように、ママ友も同僚も受験仲間がいなくて、情報を全部自分で調べるしかない方もいると思います。
一人で抱え込まないでください。ネットには、同じ経験をした親の情報がたくさんあります。
今あなたが悩んでいること、私も悩んでいました。だからこそ、このブログを書いています。
お子さんのペースで、無理のない受験を。一緒に考えていきましょう。
もし「勉強を続けさせること自体が難しい」と感じているなら、不登校の子への指導実績が豊富な「あすなろ」の家庭教師サービスも選択肢のひとつだと思います。我が家が実際にお願いするタイミングはありませんでしたが、相談窓口が丁寧だという評判を見かけたので、まずは話を聞いてもらうだけでもいいかもしれませんね。
https://happy-days365.blog/3636/futoko-chugaku-juken-tsuika-goukaku/
