小1から中学受験塾に通わせて後悔した話【北海道の親のリアル体験】

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小1から中学受験塾に通わせて後悔した話【北海道の親のリアル体験】

「早く始めれば安心」と思っていた、あの頃の私へ

中学受験塾、何歳から通わせるか迷っていませんか?

「早く始めたほうが有利」「小1から通えば基礎が固まる」——そんな情報をネットで見て、焦っていませんか?

その気持ち、痛いほどわかります。

私も同じでした。息子が小1のとき、「宇宙飛行士になりたい」と何気ないひとことを私は聞き逃しませんでした。

私は「そのためには良い大学に行かないと」「良い大学に行くには中高一貫校がいいらしい」と、勝手に先回りしてしまいました。

結果、小1の9月から中学受験塾に通わせることに。本人の希望ではなく、完全に親の判断でした。

そして5年後——息子は塾をやめ、学校にも行けなくなりました。

今回は、北海道で中学受験塾に小1から通わせた私の後悔と、そこから学んだことを正直にお話しします。

うちの「中学受験塾5年間」のリアル

体験授業なしで入塾を決めた軽率さ

私たち夫婦は中学受験未経験。周りにママ友もいなくて、職場の同僚にも受験を考えている人はいませんでした。情報源はすべてネットと本だけ。

「中学受験 塾 北海道」で検索して、合格実績が良さそうな塾を見つけました。四谷大塚系の塾です。体験授業も受けずに、「なんとなく強そう」という理由で申し込んでしまいました。

今思えば、これが最初の失敗でした。

5年間通っても成績は常に下位クラス

中学受験専門の塾だったので、春期・夏期・冬期講習はすべて強制参加。費用も時間もかなりかかりました。

でも、息子の成績は5年間ずっと下位クラス。自宅学習はほぼゼロ。私も夫も公務員で夜勤があり、息子の勉強を見てあげる時間がほとんどありませんでした。

「塾に通わせていれば大丈夫」と思っていた自分が、本当に甘かったと思います。

小6の春、ついに退塾

小学校高学年になると、息子は塾をサボるようになりました。行ったふりをして、近所をウロウロしていたこともあったようです。

そして小6の春、退塾。受験勉強は白紙になりました。

問題の本質は「塾に通わせること」ではなかった

5年間を振り返って、私が気づいたことがあります。

問題は「塾選び」ではなく、「本人の意思」と「親のサポート体制」だったということです。

本人が望んでいない勉強は続かない

息子は「宇宙飛行士になりたい」とは言いましたが、「塾に行きたい」「受験したい」とは一度も言っていませんでした。親が勝手に決めたレールの上で、息子はずっと我慢していたんだと思います。

「塾に任せれば大丈夫」は幻想

「中学受験は親が9割」という本がありますが、本当にその通りでした。特に共働きや夜勤ありの家庭では、塾に丸投げでは絶対にうまくいきません。

週に何回か塾に通っても、家での復習や声かけがなければ成績は上がらない。当たり前のことなのに、私はそれを軽視していました。

北海道の中学受験は「選択肢が少ない」からこそ慎重に

首都圏と違って、北海道は中学受験の選択肢が限られています。だからこそ、「とりあえず早く始める」より「うちの子に合った方法を選ぶ」ほうがずっと大事。

塾の合格実績を見て選ぶのは当然ですが、それだけで決めると後悔します。

後悔から学んだ「塾選び」3つのポイント

1. 必ず体験授業を受けて「子どもの反応」を見る

私は体験授業なしで入塾を決めてしまいましたが、これは本当にやめたほうがいいです。

子どもが「楽しそう」と感じるか、「先生と合いそうか」を確認するだけでも、ミスマッチは防げます。春期講習や夏期講習で様子を見てから決めるのも一つの方法です。

2. 「予習型」か「復習型」か、塾のスタイルを確認する

塾には「予習主義(授業で先に進み、家で復習)」と「復習主義(授業で基礎を固め、家で演習)」があります。

うちの息子は自宅学習が苦手だったので、予習型の塾は合っていませんでした。子どもの性格と家庭のサポート体制に合った塾を選ぶことが大切です。

3. 「いつ始めるか」より「本人の意思があるか」

小1から始めても、本人にやる気がなければ5年間ムダになります。逆に、小6の冬からでも本人が「やりたい」と思えば、短期間でも結果は出せます。

実際、うちの息子は小6の冬休みに「受験してみたい」と自分から言い出し、3週間の準備で合格しました。

開始時期より、本人の「やりたい」という気持ちのほうがずっと大事です。

今、次男の受験準備でやっていること

長男での経験を経て、次男(現在小6)の受験準備はまったく違うアプローチを取っています。

週1回の個別指導塾からスタート

次男は小5の9月から、週1回だけ個別指導塾に通い始めました。私からそっと促したら「いいよ」と了承してくれました。

長男のときのような中学受験専門塾ではなく、本人のペースで学べる個別指導塾を選びました。結果、成績が上がって本人の自信につながっています。

「やりたい」と言うまで待った

小5の3学期、次男が自分から「中学受験したい」と言ったと塾の先生から聞きました。長男のときと違い、本人の意思が先にあったのです。

通学経路の問題で学区外の中学は現実的に難しい状況ですが、挑戦したい気持ちは応援したいと思っています。

私が退職したことでサポートできるようになった

長男のときは夜勤ありの公務員で、学習サポートがほとんどできませんでした。私は自分のこころを守るために2年ほど前に退職し、いつも自宅にいるお母さんになれました。長男のときの後悔があったので、今はサポートに時間を使うようにしていますが、次男はそれほどサポートもせずに学習に取り組んでいます。

環境が違えば、同じ「中学受験」でもまったく違う結果になるんだと実感しています。

塾に通えない・通いたくない場合の選択肢

うちの長男のように塾が合わない子や、不登校で外に出にくい子もいると思います。そんなときは、自宅で学べる選択肢も検討してみてください。

たとえば「すらら」は不登校の子どもに特化したオンライン学習教材で、出席扱い制度にも対応しています。自分のペースで学べるので、登校できなくても学習を続けられます。

詳しくは下の記事をご覧ください。

また、スタディサプリは月額2,178円から使える動画授業サービスで、小学〜高校まで対応。不登校でも受験勉強でも使いやすいのが特徴です。

我が家では、スタディサプリで理科の実験動画を視聴することで理解を深めました。

塾に通うことだけが正解ではありません。うちの子に合った方法を探すことが大切だと、長男の経験から学びました。

まとめ:早く始めることより、「うちの子に合った道」を探すこと

小1から中学受験塾に通わせた私の後悔をまとめると——

  • 体験授業なしで塾を決めたこと
  • 本人の意思より親の期待を優先したこと
  • 「塾に任せれば大丈夫」と思い込んでいたこと

でも、その失敗があったからこそ、次男との受験準備は全然違うものになっています。

完璧な正解なんてありません。でも「うちの子に合った道」は必ずあります。

もし今、塾選びで迷っているなら、焦らないでください。早く始めることより、子どもの気持ちを確認すること。そして、親がどこまでサポートできるか正直に考えること。

その上で、塾でも通信教育でも家庭教師でも、うちの子に合った方法を選んでほしいと思います。

「中学受験という選択」(おおたとしまさ著)は、受験の本質をリアルに書いた本です。受験するか迷っている段階の親にこそ読んでほしい一冊です。

あなたのお子さんには、どんな道が合いそうですか?

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