【通知表公開】不登校でも中学受験できる?合否への影響を実体験から解説

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【通知表公開】不登校でも中学受験できる?合否への影響を実体験から解説

わかる、その気持ち。「この通知表で受験なんてできるの?」

不登校の子どもを持つ親として、通知表を見るたびに胸が痛くなる。

「ほとんど斜線」「評価できません」の文字が並ぶ成績表。これを中学受験の出願書類に添付するなんて、正直怖い。

「うちの子、この通知表のせいで落とされるんじゃ…」

そう思って検索してここに来た方、多いのではないでしょうか。

私も全く同じでした。だからこそ、今日は我が家の「リアルな通知表」を公開します。

【通知表公開】この成績で私立中高一貫校に合格しました

上の子は小学校後半の約2年間を不登校気味に過ごしました。コロナ休校がきっかけで学校に行けなくなり、小6の2学期に転校。卒業まで週1回程度の別室登校が彼のペースでした。

そして小6の冬休み明け、突然「やっぱり中学受験したい」と言い出したのです。

実際の通知表がこちら

出願時に提出した通知表には、体育の「よい」に2つの○がついているだけ。他はほぼ空欄か斜線でした。

授業はほとんど受けていません。参加したのは遠足と運動会くらい。

正直に言います。この通知表で合格するとは、私自身も思っていませんでした。

転入先の学校の通知表も提出

2学期に転入した学校は2学期制だったため、前期分の通知表(9月30日配付)も一緒に提出しました。転入後の約2週間は授業を受けていたので、図工以外はどこかしらに○がついていました。

つまり、「ほぼ空欄の通知表」と「少しだけ○がある通知表」の2枚セットで出願したことになります。

通知表・調査書は合否にどう影響するのか?本質を考える

結論から言うと、多くの私立中学では、通知表の成績そのものは合否にほとんど影響しません

私立中学の選考基準の実態

2024年現在、私立中学の入試では以下が重視されています:

  • 入学試験の点数(筆記試験の結果)
  • 面接での受け答え(実施校のみ)
  • 作文・小論文の内容(実施校のみ)

調査書や通知表は「参考資料」として提出を求められますが、多くの学校では「在籍確認」程度の意味合いです。

文部科学省の方針もあり、不登校を理由に受験機会を奪うことは原則として認められていません。実際、調査書の提出を不要とする私立中学も増えています。

ただし例外もある

公立中高一貫校の適性検査では、調査書の評定が点数化されるケースがあります。東京都立の中高一貫校では、調査書が総合得点の2〜3割程度を占める学校もあるとききました。

また、一部の私立校では「出席日数」を確認する場合もあります。学校説明会で直接確認するか、募集要項を細かくチェックすることをおすすめします。

不登校からの中学受験で実践した3つの対策

対策①:調査書の扱いを事前に学校に確認する

我が家では、志望校の説明会で「不登校でも受験できますか」と直接質問しました。

正直、勇気がいりました。でも聞いてよかった。

対応してくれた先生は「入試の点数で判断します。通知表は参考程度ですよ」とはっきり答えてくれました。

聞かないまま悩み続けるより、聞いて安心する。これが不登校家庭の受験戦略の第一歩です。

対策②:自宅学習を「続けること」だけを目標にした

うちの子は小1から中学受験塾に通っていましたが、不登校とともに塾にも行けなくなりました。小6の5月には退塾。

それでも、自宅でできる学習だけは細々と続けていました。

オンライン教材の「すらら」は不登校の子どもに特化していて、出席扱い制度にも対応しています。自分のペースで学べるので、登校できない時期でも学習を途切れさせずに済みました。

「毎日1時間」ではなく「週に1回でもやる」。ハードルを下げまくって、なんとか学習習慣をつなぎとめていました。

【公式HP】オンライン教材のすらら

対策③:「受験しない」という選択肢も常に持っておく

矛盾するようですが、これが精神的に一番大事でした。

「絶対に受験させなきゃ」と思うと、子どもも親も追い詰められます。うちは実際、小6の5月に「受験しない」と決めて、大阪旅行に行ったりもしました。

その結果、年明けに子どもが「やっぱり受けたい」と言い出した。選択肢を手放したからこそ、子ども自身が選び直せたのだと思います。

今、下の子の受験で意識していること

現在、下の子(小6)の中学受験を控えています。

上の子の経験があるので、今回は「ほどほどに・無理せず・現実的に」がモットーです。

通信教育の「スタディサプリ」を使いながら、塾には週1回だけ通っています。月額2,178円から使える動画授業で、わからないところだけ繰り返し見られるのが本人に合っているようです。

上の子のときの反省を活かして、「完璧な受験勉強」より「続けられる勉強」を最優先にしています。

スタディサプリ小学講座

不登校でも、受験をあきらめないでほしい

最後にお伝えしたいこと。

通知表を見て驚かれた方、同じようなお悩みを持つ親御さん、お子さんには「こんな通知表でも大丈夫だったんだ!」と安心していただけたら幸いです。

通知表は過去の評価です。これから頑張ろうとしている子どもを、それだけで判断しない学校はたくさんあります。

私は教育者でもなんでもありませんが、子どもたちは平等に学習を受ける権利があると思っています。

正直に書くと、その後の話

実は、息子はその後この中学を自主退学しています。

入学できたことは良かった。でも、合う・合わないは入ってみないとわからなかった。

それでも、中学受験に挑戦したこと自体は後悔していません。「あのとき挑戦しなかったら」という後悔のほうが、きっと大きかったからです。

不登校の子どもを持つ親として、「うちに合った道」を探し続ける日々は今も続いています。

もし今、通知表を見て受験を迷っている方がいたら、まずは志望校に相談してみてください。思ったより道は開けているかもしれません。

そして、一人で抱え込まないでください。西野博之さんの本は、焦らなくていいと思わせてくれる一冊です。私も何度も読み返しました。

あなたのお子さんに合った道が、きっと見つかります。

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