【転校で不登校は改善したか】小学6年2学期に転校した結果

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【転校で不登校は改善したか】小学6年2学期に転校した結果

この記事は、息子が小6だった2021年11月の記録です。当時の気持ちをそのまま残しています。その後どうなったかは、記事の最後に追記しました。

不登校になった経緯と転校の決断

コロナ休校のあった頃、小4の3学期から不登校気味になり、小1から通っていた塾も今年の5月にやめました。

中学受験もやめることにしました。当然勉強はまったくしません。

私自身も体調を崩して自宅にいることが増えましたが、その土地の生活環境が原因でした。少なからず息子にも影響していることが考えられたので、新しい環境においた方が良いか、それともこのまま卒業まで我慢するかと悩み、学校の先生にも相談しました。

転居はするが転校をどうするか、車で20分ほどの距離だから送迎すれば転校しなくてすみます。

不登校の理由にもよると思いますが、私が子どもの立場ならこの時期に転校はしたくない。そう思いながら、もうすぐ1学期が終わるギリギリまで悩みました。

あまり登校しない息子でしたが、別室登校した日に先生と転校や私の体調、また通えるかもしれない距離への転居ではあるが、通学は現実的ではない、といった内容を話したようで、最終的に「転校する」と息子が決断してくれました。

それでも本当に転校でよいか数回確認したのですが、「もう決めたことだから聞かないで」と言われたので、それ以上は聞かずに淡々と引っ越しと転校の手続きをはじめました。

転校後は毎日登校したのか

結論から言うと、毎日登校できました。朝も起きられました。当時小1の弟を引率して登校してくれました。

学校では新しい友達もできて放課後は公園で遊びました。

しかしそれは最初の2週間だけ。

その後は再び学校に行かなくなり別室登校が増えましたが、遠足や修学旅行には参加。

新しい友だちとも、前の学校の友だちとオンラインゲームでは交流が続きました。

【欠席連絡】これがいちばんの苦痛だった

学校を欠席する場合、朝決められた時間までに電話連絡が必要です。今はメールなどの手段もある学校がありますが、息子の小学校は電話のみでした。

困るのが「欠席の理由」です。

熱があるというように風邪症状があるのなら気が楽です。しかし不登校の場合、

・準備に時間がかかっている→親がだらしないと思われるのではないか

・朝起きない、起きられない→親が子どもを放置しているのではないか

などなど、理由を考えることなどないのですが、なんていったらいいのか・・・と悩むものです。

夜更かしをしているわけでもなく、昨日は「明日は学校に行くからね!」と元気に宣言して寝るのに、結局起きられない。

ある日教頭先生が「登校できる時だけ電話ください、毎日電話するの辛いでしょう」と言ってくださったのです。

涙が出ました。私は、この欠席の電話が一番辛かったことにやっと気付いたのです。

もし同じような状況にある方は、学校に行ける時だけ連絡するようにするだけで、かなり負担感が軽減されるので、学校に相談することをオススメしますよ。

転校を考えている方へ|我が家の経験からお伝えしたいこと

不登校の子どもの転校、迷いますよね。「環境を変えれば学校に行けるようになるのでは」と期待する一方で、「転校しても結局同じだったら」という不安もあるのではないでしょうか。我が家の経験から、正直なところをお伝えします。

転校で「環境」は変えられても、不登校そのものが消えるとは限りません

先にも書いたとおり、我が家が毎日登校できたのは最初の2週間だけでした。その後はまた別室登校に戻っています。

環境が新しくなる高揚感で一時的に登校できることはありますが、不登校の背景にある理由が解決していなければ、また元の状態に戻ることもあります。「転校すればすべて解決する」と期待しすぎない方が、親子ともに楽かもしれません。

それでも我が家の場合は、転校してよかったと感じています。一番の理由は、登校日数ではなく、私自身の体調や生活環境をリセットできたことでした。

転校を決める前に確認したい4つのこと

  1. 本人の意思があるか……我が家は最後に本人が「転校する」と決めてくれました。親が先回りして決めるより、本人が納得しているかどうかが大きいと思います。
  2. 送迎で今の学校に通えないか……我が家は車で20分ほどの距離でしたが、通学は現実的ではありませんでした。距離と本人の負担を天秤にかけてみてください。
  3. 欠席連絡の方法……電話のみの学校だと、不登校の家庭には毎朝が大きな負担になります(これが我が家では一番の苦痛でした)。メールや連絡アプリが使えるか、転校前に確認しておくと安心です。
  4. 転校先のサポート体制……別室登校や行事だけの参加を認めてくれるかなど、柔軟に対応してもらえるかを事前に聞いておくとよいと思います。

転校が事前にうまくいくと見通すことはできません。それでも、確認できることを確認しておくだけでも、親の心の準備は変わってくるのではないでしょうか。

まとめ

お読みいただいた通り、一時期は登校できました。

不登校の理由は今でもはっきりわかりません。

今はフリースクールやオンラインスクールもあるし、実際に学校に行って勉強をしたり遊ぶことが当たり前ではなくなってきています。

学歴がものをいう時代でもありません。

でもやっぱり学校生活が今後の人生の基礎になるのではないかと思うと、なんとかして学校に行かせたくなるのが親ではないでしょうか。

子どもの不登校を経験し「学校に行けない日があってもいい」と思えるようにはなりましたが、長男の様子を伺う学校からの電話や、夫からの「また学校行かなかったの?」という言葉がわたしにはとても辛いです。

朝起きられないこと、学校に行けないことを理由に児童精神科に通っています。朝起きられないのは「起立性調節障害の疑い」とのことで検査をしましたが異常なし。頭痛などの自覚症状があるので様子を見ようということにはなったものの特別な処置はなく、生活リズムを整えることが課題だと言われ毎日を過ごしています。

先の見えない不安に駆られますが、なるようになる。

実は我が息子、その後は中高一貫校に進学しました。ただ、そこでも順風満帆とはいかず、最終的には自主退学して通信制高校に進んでいます。その経緯は下の記事に書きました。

【5年後の追記】転校は正解だったのか

この記事を書いたのは2021年11月。あれから5年が経ちました。

結論から書きます。転校しても、息子が毎日学校に行けるようにはなりませんでした。 最初の2週間だけです。そのあとはまた別室登校に戻り、卒業まで登校日数が大きく増えることはありませんでした。

その意味では、転校は「不登校の解決策」にはなりませんでした。環境を変えれば行けるようになる、という期待は外れたのです。

それでも、転校してよかったと思っています。理由は、わたし自身が変わったからです。

転校先の公立B小学校には、スクールカウンセラーの面談日が設けられていました。転入のときに教頭先生から面談を勧められ、わたしは初めて自分の話を専門家に聞いてもらいました。約1時間、子どものことも自分のことも、思いつくままに話しました。

前の学校には、その仕組みがありませんでした。

「登校できる時だけ電話ください、毎日電話するの辛いでしょう」という言葉も、転校先の教頭先生からでした。

転校で変わったのは、子どもの登校日数ではなく、親が支えられる環境のほうでした。 あのまま前の学校にいたら、子どもより先にわたしがつぶれていたかもしれません。

転校を迷っている方へ。子どもが学校に行けるようになるかどうかは、正直わかりません。ただ、転校先を選べる立場にあるなら、相談体制がどうなっているかは見ておく価値があります。 スクールカウンセラーの配置、面談の頻度、別室登校の可否。子どものためであると同時に、親のための情報です。

私立中に進学したあと、その学校にスクールカウンセラーがいないと知って苦労した話は、私立中にスクールカウンセラーがいない|親が相談した5つの窓口に書いています。

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