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こんにちは、しろももです。
(この記事は、息子が小6だった令和3年11月2日のお話です。)
不登校になった経緯と転校の決断
コロナ休校のあった頃、小4の3学期から不登校気味になり、小1から通っていた塾も今年の5月にやめました。
中学受験もやめることにしました。当然勉強はまったくしません。
私自身も体調を崩して自宅にいることが増えましたが、その土地の生活環境が原因でした。少なからず息子にも影響していることが考えられたので、新しい環境においた方が良いか、それともこのまま卒業まで我慢するかと悩み、学校の先生にも相談しました。
転居はするが転校をどうするか、車で20分ほどの距離だから送迎すれば転校しなくてすみます。
不登校の理由にもよると思いますが、私が子どもの立場ならこの時期に転校はしたくない。そう思いながら、もうすぐ1学期が終わるギリギリまで悩みました。
あまり登校しない息子でしたが、別室登校した日に先生と転校や私の体調、また通えるかもしれない距離への転居ではあるが、通学は現実的ではない、といった内容を話したようで、最終的に「転校する」と息子が決断してくれました。
それでも本当に転校でよいか数回確認したのですが、「もう決めたことだから聞かないで」と言われたので、それ以上は聞かずに淡々と引っ越しと転校の手続きをはじめました。
転校後は毎日登校したのか
結論から言うと、毎日登校できました。朝も起きられました。当時小1の弟を引率して登校してくれました。
学校では新しい友達もできて放課後は公園で遊びました。
しかしそれは最初の2週間だけ。
その後は再び学校に行かなくなり別室登校が増えましたが、遠足や修学旅行には参加。
新しい友だちとも、前の学校の友だちとオンラインゲームでは交流が続きました。
【欠席連絡】これがいちばんの苦痛だった
学校を欠席する場合、朝決められた時間までに電話連絡が必要です。今はメールなどの手段もある学校がありますが、息子の小学校は電話のみでした。
困るのが「欠席の理由」です。
熱があるというように風邪症状があるのなら気が楽です。しかし不登校の場合、
・準備に時間がかかっている→親がだらしないと思われるのではないか
・朝起きない、起きられない→親が子どもを放置しているのではないか
などなど、理由を考えることなどないのですが、なんていったらいいのか・・・と悩むものです。
夜更かしをしているわけでもなく、昨日は「明日は学校に行くからね!」と元気に宣言して寝るのに、結局起きられない。
ある日教頭先生が「登校できる時だけ電話ください、毎日電話するの辛いでしょう」と言ってくださったのです。
涙が出ました。私は、この欠席の電話が一番辛かったことにやっと気付いたのです。
もし同じような状況にある方は、学校に行ける時だけ連絡するようにするだけで、かなり負担感が軽減されるので、学校に相談することをオススメしますよ。
まとめ
お読みいただいた通り、一時期は登校できました。
不登校の理由は今でもはっきりわかりません。
今はフリースクールやオンラインスクールもあるし、実際に学校に行って勉強をしたり遊ぶことが当たり前ではなくなってきています。
学歴がものをいう時代でもありません。
でもやっぱり学校生活が今後の人生の基礎になるのではないかと思うと、なんとかして学校に行かせたくなるのが親ではないでしょうか。
子どもの不登校を経験し「学校に行けない日があってもいい」と思えるようにはなりましたが、長男の様子を伺う学校からの電話や、夫からの「また学校行かなかったの?」という言葉がわたしにはとても辛いです。
朝起きられないこと、学校に行けないことを理由に児童精神科に通っています。朝起きられないのは「起立性調節障害の疑い」とのことで検査をしましたが異常なし。頭痛などの自覚症状があるので様子を見ようということにはなったものの特別な処置はなく、生活リズムを整えることが課題だと言われ毎日を過ごしています。
先の見えない不安に駆られますが、なるようになる。
実は我が息子、現在中高一貫校に通学しているのです。時々学校を休みますが更なる新しい土地で楽しく生活をしています。ご興味があったら下の記事をお読みくださいね。
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