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年末年始に決まった「やっぱり受験したい」
年末、周りの同級生が中学受験のラストスパートをかけている頃、我が家は「受験しない」と決めていたため、家族で旅行に出かけていました。
ところが、年が明けたある日。

やっぱり受験したい!
突然、息子が口にしたのです。
正直驚きましたが、「自分で決めたなら、最後まで応援するよ」と即答。そこから、私たち親子の超短期の受験勉強が始まります。
出願校探しからスタート
札幌近郊の中学校はすでに出願が締め切られていたため、北海道内でまだ出願可能な学校を探しました。
結果、なんとか間に合う学校が見つかりました。しかし、入試まではわずか3週間。
学校名は知っていたものの、詳しい入試傾向などは全くわからない状態でした。
まずは担任の先生に相談
久しぶりに学校を訪れ、担任の先生に中学受験することを伝えました。

自分で決めたんだから、最後まで頑張ってみよう!
過去問も見ていただきましたが、担任からのアドバイスはとてもシンプル。
「まずは教科書。基礎が一番大事だよ。」
そこで、算数の発展プリントも含め、学校の教材をフル活用させてもらいました。
【使用教材】3週間でやったのはこれだけ
息子が自分で選んだオールカラーのドリル
- 自分で選んだことが大きなモチベーションに。
- 5教科が1冊にまとまった基礎レベルの内容です。
スタディサプリ
- ゲームをしすぎないようスマホには制限をかけていましたが、スタディサプリだけはいつでもスマホ見られるよう制限解除しました。一緒に学習するときは大きいTVに映して進めました。
- 時には映像授業がBGM化しましたが、復習が必要な単元を洗い出し、二度三度見直しました。
- 新型コロナ流行のため、学校でも理科の実験ができなかったと聞いていたので、スタサプの実験映像は充実しておりとてもよかったです。中学受験を考えていなくても興味の持てる工夫がされているのがスタサプだと思いました。
- また、15分ほどで一つの映像授業が終わるので長い時間集中する必要もなく、休憩をはさみながら学習に取り組めたと思います。

算数:教科書+担任からの発展プリント
- 教科書の巻末には発展問題も記載されており復習には最適です。
教科書の問題を迷いなく解けるようになることが最低限の目標だったのでちょうどよい量でとてもよかったです。
発展問題プリントには中学受験問題が入っていたのでちょうど良い難易度でした。どこから引っ張ってきのかわかりませんでしたが、中学受験問題の中でも比較的やさしい問題だったと思います。
最近では次男の通う公立小学校で出される宿題としてちびむすドリルというサイトのドリルを持ち帰ってきます。登録は無料ですし、幼児〜中学生までのドリルが無料で使えるので利用するのもいいですね。 - とにかく、
- 「教科書が完璧なら受かる」と言われるほど基礎固めは重要ですね。
知人から譲ってもらった暗記本「ポケでるシリーズ」
- 持ち運びに便利なミニサイズ。
- 暗記系は時間が足りず、算数の公式確認がメイン。
受験校には私の知人のご子息が通学されており、学校や寮について教えていただきました。その中で、中学を受験する時に使ったという本をいただきました。そこにはたくさん付箋がついていて頭の良さが伺えました。
付箋には曜日ごとに学習する範囲を示しており、繰り返し学習したといいます。
語呂合わせなどもたくさんありましたが、受験まで3週間の息子には間に合うはずもなく、算数の公式を確認した程度、全くと言っていいほど手をつけられませんでした。
譲ってもらったのは「ポケでる」シリーズです。持ち運びに便利な小さいサイズですので、通塾時の電車やバスの中でも使うことができますね。
この他にもあるので探してみてくださいね。
✅ 新規購入した時事問題と全科一問一答
- 入試直前に購入。
- 時事問題は2冊を比較して重複箇所を重点的に暗記。最新版を購入したあともニュースのチェックはわすれずに。
✅ 受験校の過去問3年分
- 過去問分析は素人ながら親が担当。3年分眺めて傾向をざっくり知ればOK。
- 算数は「てこ」「食塩水」の問題が頻出だったのスタサプやネットを利用して復習しました。
✅ 塾のノート
- 箱にしまってあったノートを総動員。
- 忘れていた内容も、授業の記憶を頼りに思い出しながら復習できたのはよかったです。
【勉強法】親子で取り組んだ伴走スタイル
- 1日2〜3時間、ペースはゆったり。
- 親が横について丸つけ&簡単な解説。
- 疲れたらすぐ休憩、ペットと遊ぶ時間も大切に。
- 「今さらやっても無理」なんて絶対に言わない。
大事にしたのは、「やる気を潰さないこと」。
焦るのは親。でも、本人の気持ちを最優先に進めました。
【まとめ】不登校でも3週間で受験はできる!
中学受験は何年も準備するのが一般的。
でも、不登校だった息子が、「やっぱり受験したい」と自分で決めてからの3週間。
完璧じゃなくていい。
基礎を固めて、過去問に取り組んで、わからないところは「まあ、仕方ない!」と思うこと。
挑戦したこと自体が、大きな成長になった。
今、この経験は息子の自信になっています。
使用した教材・リンクまとめ
①息子が選んだオールカラーのドリル
②スタディサプリ

③算数:6年生教科書と担任からいただいた発展問題のプリント
④高校1年生の先輩が中学受験の時に使った暗記本
⑤新しく購入:時事問題2冊、全科一問一答の本
⑥受験校の過去問3年分(親が分析。出題傾向が見えてきたところで、この学校のある土地にまつわる問題や、今年度北海道で起きたニュースなどを整理)
⑦塾で使用していたノート(食塩水、てこ)

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