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「進研ゼミ、やってみようかな」と思ったことはありませんか?
不登校の子どもを持つ親なら、一度は頭をよぎったことがあるはずです。
「学校に行けない間、何か学習させたい」
「でも塾は無理だし、通信教育なら…」
「進研ゼミって、CMでよく見るけど実際どうなの?」
私も、かつては同じように迷っていました。
長男が不登校になったとき、「自宅で何かやらせなきゃ」と焦りました。進研ゼミ自体は以前から知っていたので候補にはすぐ挙がりましたが、学校に行けないうちの子でも続けられるのか、そこは正直、やってみるまでわかりません。
この記事では、実際に進研ゼミを使った経験から、正直な感想をお伝えします。不登校の子に使えるのか。中学受験には対応できるのか。うちの場合はこうだったという形でお答えできればと思います。
我が家が進研ゼミを使った経緯
長男が不登校になったのは小4の2月。コロナ休校明けでした。
学校に行けない日が続くなかで、私が最初に考えたのは「勉強の遅れ」。今思えば、そこじゃなかったんですけどね。でも当時は、学校に行けない=勉強が止まる、という焦りでいっぱいでした。
塾はすでに小6の春に退塾していたので選択肢にない。かといって、私がつきっきりで教えられる環境でもない。夫婦とも公務員で夜勤あり。学習サポートに使える時間は限られていました。
そんなとき、ネットで見つけたのが進研ゼミです。
実は私自身も、子どもの頃に進研ゼミをやっていました。当時はタブレットなんてない時代だったので、今はどんなふうになっているんだろう、という興味もありました。長男が赤ちゃんの頃から「こどもちゃれんじ」を続けていたこともあり、進研ゼミを試すこと自体に抵抗はありませんでした。
「チャレンジタッチなら、タブレットで一人でもできるかも」
「教科書に沿ってるから、学校の授業の代わりになるかも」
そんな期待を込めて申し込みました。
正直な感想:続いた部分と、続かなかった部分
最初の1か月は順調だった
届いたタブレットを開いたとき、長男は少し興味を示しました。
ゲームっぽいUI。キャラクターが褒めてくれる。「今日のミッション」みたいな形式で、やるべきことが明確。最初の1か月は、毎日ではないものの、週に3〜4回は触っていました。
「これなら続くかも」
そう思いました。
でも、2か月目から開かなくなった
正直に言います。
2か月目に入ると、タブレットを開く回数が減りました。週1回。やがて2週間に1回。そして、リビングの隅に放置。
理由を聞いても「なんとなく」「飽きた」としか言わない。無理に促すと機嫌が悪くなる。
不登校の子に「やりなさい」と言うことの難しさを、改めて思い知りました。
結局、長男には合わなかった
3か月ほどで退会しました。
長男の場合、「一人でコツコツ」が苦手だったんです。塾時代も、成績は下位クラスで自宅学習はほぼゼロ。誰かに見られていないと動けないタイプでした。
進研ゼミは、自分でペースを作れる子には向いている。でも、うちの子には「見守る目」が必要だった。
それに気づいたのは、退会してからでした。
進研ゼミが向いている子・向いていない子
あなたのお子さんは、どちらのタイプですか?
うちの経験から見えてきた「向き・不向き」をまとめます。
向いている子
- 一人で黙々と作業するのが好き
- ゲーム感覚の学習にハマれる
- 親が細かく声をかけなくても自分で動ける
- 「今日はここまで」と自分で区切れる
向いていない子
- 誰かに見られていないとサボってしまう
- 飽きやすい・切り替えが苦手
- 「やらされている感」に敏感
- タブレット=遊び道具と認識してしまう
長男は完全に後者でした。次男は前者寄りなので、もし使うなら合うかもしれない。
子どもによって本当に違います。
不登校の出席扱いには使えるのか
「出席扱いにできたら…」と考えたことはありませんか?
結論から言うと、進研ゼミ単体では出席扱いにならないケースがほとんどです。
出席扱い制度は、学校長の判断で「自宅学習を出席とみなす」もの。でも、その条件として「学習状況を学校が把握できること」が求められます。
進研ゼミは学習記録を学校に共有する仕組みがない。だから認められにくいんです。
もし出席扱いを狙うなら、すらら のような「出席扱い制度に対応」と明記されている教材のほうが現実的です。すららは学習記録を学校に提出できる形式で出力できるので、学校との交渉がスムーズになると聞きます。
うちは出席扱いにこだわらなかったので詳しく調べませんでした。でも、気になる方は検討してみてください。
中学受験には対応できるのか
進研ゼミには「中学受験講座」があります。小4から始められて、難関校から中堅校まで対応しているとのこと。
ただ、うちは使っていません。
長男の受験は小6の冬休み、願書締め切りギリギリのタイミングで本人が言い出したものでした。準備期間は3週間。進研ゼミを申し込んでいる余裕なんてありません。教科書レベルの基礎と過去問だけで乗り切りました。
もし「小4から計画的に中学受験の準備をしたい」「でも塾は合わない」という状況なら、進研ゼミ小学講座
の中学受験コースは選択肢になると思います。塾より費用を抑えられるのは大きい。
ただし、難関校を本気で狙うなら物足りないという声もネットでは見かけます。難関校志望ならZ会 中学受験コース のほうが評判が良いようです。うちは使っていないので断言はできませんが、参考まで。
今、次男の受験準備で考えていること
次男は現在小6。「中学受験したい」と本人が言い出したのは小5の3学期でした。
今は週1回の個別指導塾に通っていて、成績は上がってきています。長男のときと違って、私も退職してサポートに時間を使える。状況がまったく違います。
通信教育は今のところ使っていません。でも、夏休みの補強として検討中です。
塾の宿題だけでは演習量が足りないかもしれない。でも、塾を増やすと負担が大きい。
「塾+通信教育」の組み合わせが次男には合うかもしれない、と思っています。進研ゼミかZ会か、あるいはスタディサプリ のような動画授業か。まだ決めていませんが、本人の様子を見ながら判断するつもりです。
まとめ:進研ゼミは「万能」ではない
進研ゼミは、合う子には合います。
でも、万能ではない。
うちの長男には合わなかった。それは教材のせいではなく、子どものタイプと教材の相性の問題でした。
大事なのは、「うちの子に合うかどうか」を見極めること。CMやネットの評判だけで決めず、お試し期間を使って様子を見る。合わなければ早めにやめる。それでいいと思います。
不登校でも、中学受験でも、「これが正解」という方法はありません。
うちはうち。よそはよそ。
あなたのお子さんに合う学習法が見つかることを、心から願っています。
