登校しぶりの言葉かけ|親が子どもに言ってはいけないことば3つ

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登校しぶりの言葉かけ|親が子どもに言ってはいけないことば3つ

登校しぶりの言葉かけに、悩んでいませんか。学校に行きたがらない朝、どう声をかけるかは迷うところだと思います。

2020年、新型コロナウイルスによる休校が明けたころのことです。小4の3学期、息子が登校したのは数日だけでした。

学校に行くことが当たり前だった時代に育った私たちにとって、それは想像していなかった事態でした。当時も登校しない子はいましたが、今ほど学校側の体制が整っていたわけではありません。

今は忘れ物をしても叱られません。登校時刻に間に合わなくても、教室に入れなくても、理由を問い詰められることはないのです。

まさか自分の子どもが登校をしぶるようになるとは思っていませんでした。

登校しぶりの言葉かけ|我が家で出てしまったNGワード3つ

「今日は学校に行ったのか?」

帰宅して最初に出る言葉がこれでした。

責めるつもりはなかったと思います。それでも毎日この確認から始まれば、子どもにとっては詰問でしかありません。行けた日と行けなかった日を、毎日採点されているようなものです。

「今日も行かなかったの?」

「も」という一語が入るだけで、意味が変わります。

行けていない日が積み重なっていることを、そのまま突きつける言葉です。子ども自身が一番わかっていることを、あえて言葉にしてしまっています。

「なんで学校に行かないんだよ!」

理由を尋ねているようでいて、実際は責めている言葉です。

行けない理由を、子ども本人が説明できるとは限りません。自分でもわからないものを問い詰められれば、答えようがないのです。

当時の息子は、追い詰められていたと思います。

なぜその言葉が子どもを追い詰めるのか

将来の不安を語らない

このままだとどうなるのか。親としては、つい先の話をしたくなります。

ですが、いま動けずにいる子にとって、将来の話は重荷にしかならないのではないでしょうか。今日を過ごすことで精一杯のときに、半年先や数年先を示されても、行き場がありません。

責める言葉は、親のつらさから出てくる

不登校の子どもに寄り添う親も、毎日つらいものです。

登校をしぶる子は年々増えており、特別なことではなくなっています。国の考え方や支援の方針は文部科学省「不登校」のページにまとまっています。

「今日も学校に行かなかったな」
「昨日は、明日は行くって言っていたのに」

そう思う日が続きます。登校しぶりの言葉かけがきつくなってしまう背景には、この親自身のつらさがあるのだと思います。

つらいのは当然です。ただ、そのつらさを子どもへの言葉にしてしまうと、行き場のない気持ちがそのまま子どもに渡ってしまいます。

言葉より効いたこと|親が安全基地になる

発達心理学でいう「安全基地」とは

小さいお子さんと公園に行ったときのことを思い出してみてください。

子どもは時々振り返って親の姿を確認しながら、見える範囲で楽しそうに遊んでいたのではないでしょうか。あの状態が安全基地と呼ばれるものです。

親から離れて遊べるのは、戻れる場所があると分かっているからです。登校をしぶる子も、これと同じ状況だと考えられます。

不登校をめぐる国の考え方や支援の枠組みは、文部科学省「不登校」のページにまとめられています。

低学年のお子さんの場合の朝の関わり方は、小学校低学年の登校しぶり|親ができる朝の関わり方にまとめています。

共働きで、見えない場所に親がいた

我が家は共働きでした。長男から見えないところに、いつも親がいたのだと思います。

私が家にいるようになってから、長男はよく眠るようになりました。眠れるというのは、安心している証だったのかもしれません。

できたことを認める声かけ

料理が好きな長男に、次男の誕生日ケーキを一緒に作ろうと誘ったことがあります。

とても喜んで、率先して作ってくれました。デザインもよく、味もよく、家族みんなで喜びました。

そのとき「助かったよ」と伝えました。

学校のことは何ひとつ解決していません。それでも、家の中に認められる場面があることが、本人にとっては意味があったのだと思います。

何も言わない時間をつくる

時間が経つにつれて、家族のなかでも理解が進んでいきました。

その年の冬休みは、今後のことを一切話しませんでした。学校をどうするのか、次の学期はどうするのか。何も聞かない期間をつくったのです。

この環境が、子どもにはよかったなと思っています。

学校を休むことに悩むご家庭は、家族旅行などを通して、子どもも大人も純粋に楽しむ時間を作ってみるのもいいかもしれませんね。

長期休み明けに行きしぶりが強くなる時期の向き合い方は、夏休み明けの「学校に行きたくない」に、親はどう向き合う?で詳しく書いています。

まとめ|まずは、聞くのをやめてみる

登校しぶりの言葉かけで避けたいことと、親が安心できる場所であることは、表裏一体だと思います。

責める言葉が出てしまうのは、親自身が不安だからです。その不安が消えるわけではありません。ただ、口に出す前にひと呼吸おくことはできます。

この時期にかけた言葉を、子どもは長く覚えているものです。我が家のその後は【体験談】私立中高一貫校を自主退学|公立中から通信制高校へに書いています。

登校しぶりの言葉かけを見直すなら、まずは今日「学校に行ったのか」と聞くのをやめてみるところからではないでしょうか。

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