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こんにちは。しろももです。
当事者である息子はいつも通りオンラインゲーム中。
今は校舎前に張り出される合格発表に出かける人も少なくなったのではないでしょうか。
合格発表をHPで確認したときのことを綴ります。
息子はのんきにオンラインゲーム
当事者であるはずなのにゲーム中。緊張しているのは親だけなのか。ゲームは入試まで少しの間我慢していたものの、こんな大事な時にゲームに集中しているなんて、ある意味すごいなと思いました。
もし合格していたら大物になるのでは・・・?
運命の16時まであと30分というときに「結果わかったら教えてね」とだけ言い残して部屋にこもっています。
本当のところはどんな気持ちだったのか聞くことができず、運命の時間になりました。
【運命の時間】学校のHPにつながらない
受験の翌日16:00、学校のHP上で合格発表です。運命の時間が近づくとHPにアクセスしづらくなり、その時刻になってもなかなか確認できません。
まるで人気アーティストのチケット購入のようです。何度も何度もリロードし、スマホとパソコンの両方からアクセスを試みる・・・どのご家庭も同じようにしていたんだと思います。塾の先生も同様でしょう。
30分くらいあけて繋げばいい。でも結果を早く知りたい。
どこかのスキマから入りたい。絶え間なくリロード。
こうして合格発表の画面に到達するまで続けました。
やっと繋がった! 運命の合格発表
昨日の今日。いよいよ運命の分かれ道。
「不合格」
ちーん・・・何度見ても番号はありませんでした。
息子にすぐ伝えるべきかと迷っていると息子が結果を聞きにきましたが「なかなかHPに繋がらなくてまだ見てない」と嘘をつき、自分で確認するよう伝えました。
私はドキドキしていましたが、結果を確認した息子は「あ、番号ない。ま、そんなもんだよね〜」とあっけらかん。そしてまた自室へと向かったのでした。
結果はどうあれ受験したということについて
不合格でしたが、落ち込む様子を見せずに思いっきりゲームを楽しんでいる声が部屋から漏れていました。子どもらしくてホッとしたのを覚えています。
結果は不合格でも自分で受験を決めて取り組んだこと、できることを息子なりに頑張ったこと。今まで親も子もいろんな葛藤がありましたが、こうして一つの目標である「中学受験」を達成したこと。
間違いなく成長したと胸を張って言えます。
通塾していた時は成績も振るわず思うように学習できなかったけれど、小6にしてえらいな〜と思ったのでした。
受験を終えて
不登校、退塾。息子はいろいろと悩み苦しんだことでしょう。中学受験を一旦あきらめたのに、年明けに受験を決心。そして受験を終え、結果がわかった今小学生らしく遊んでいます。
小1から通塾し、学校よりもレベルの高い問題に触れて点数を取れない状況が続き、塾でのクラスは下位。小1から通っていた子は皆上位クラスだったのでどういう気持ちで通塾していたのか想像もできません。
よく頑張ったなと、それだけです。たくさんゲームさせてあげたくなりました。
塾でもよく言われます。
「結果ではなく頑張った過程をほめてください」
中学受験しておいてアレですが、最近は学歴だけではないなと思っています。終身雇用も崩壊しましたし、若いうちからいろんなことにチャレンジしてほしいと思っています。この受験を通しての経験は無駄にはならず、受験して本当によかったなと思います。
そして、数日後まさかの電話が来たのです。
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