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こんにちは。しろももです。
春から親元を離れて寮生活を始める新中学生のみなさん、遠足前のようなワクワク感を感じていますか。または不安でいっぱいでしょうか。親にとってはいよいよ中学に進むという喜びはもちろんですが、それ以上に不安を抱えているのではと思います。
もうすぐ中学生とはいえ、つい先日まで小学6年生。中学に入学するからといってすぐにグンと成長するというものではありません。言い換えれば小学7年生になろうとしている子どもが親元を離れようとしているのです。
寮生活は自分に向いているのだろうか、自宅とは違う環境に適応できるのだろうか、寮のご飯は美味しいか、先生は厳しいのか、友達はできるのか。考えるとキリがありませんね。
寂しい思いをする場面もあると思います。
昨年の今頃、入寮を控えた我が子との会話や、やっておいた方が良かったことについて紹介します。
食べたいものをお腹いっぱい食べさせた
入寮日が近づくにつれ、息子は「ママの手料理が食べたい」と言うことが増えました。(今ではママと呼ばない)
実は私、料理が好きではないのですが息子に頼まれたらやるしかありません。かわいい息子のため、あと数日で自宅を出て行く息子のために頑張りました。
意外と簡単にできる料理を希望してくれたので、パパッと「苦痛なく」作ることができました。
手の込んだ料理よりも、手軽に作れる料理を好むのかもしれませんね。
身体を使って一緒に遊んだ
我が家の場合は「ラウンドワン」でした。その辺の公園では喜ばない12歳。親の目の前で遊ぶ子どもの姿はかわいいものです。下手同士、卓球は意外と盛り上がり、健全な遊びができたと思っています。
お金で解決させたように思う方もいらっしゃるかと思いますが、我が家はこれで良かったと思っています。
ぜひ家族全員で思いっきり遊んでください。
一緒にゲームをして楽しんだ
普段は子どもだけですることが多いゲームですが、たまには大人も一緒にするのもいいものです。スプラトゥーンなんかは高度すぎて全くできない私ですが、それでも勝負を挑みました。ファミコンやスーパーファミコンの記憶しか残っていない私ですが、イマドキのゲームを経験すると子どもの適応力に驚かされますよ。
結局最後はマリオ的なもので私も楽しみましたが、長時間はできませんでした。短時間でも十分楽しかったです。
息子も、普段は親と一緒にゲームをしないので嬉しそうだったのが印象的でした。
やっておくべきだったこと
公衆電話を使ってみる
学校によりますが、息子の寮ではスマホを使うことができません。寮からかけるときは公衆電話、寮にかけるときは呼び出しとなります。
黒電話や公衆電話は今や小学生の教科書に掲載されているほど「珍しいもの」ですので、使えて当たり前という時代ではありません。携帯電話を持っていない人の方が少ない時代ですので、近所に公衆電話があっても意識していないと場所を知らないと言う場合もあるでしょう。でも意外と近くにあるものです。テレホンカードと硬貨、両方で数回練習してみましょう。
テレホンカードの度数がなくなりそうな時に、次のカードをどうやって使うのかと言う疑問も湧くようでした。
自宅や親などの電話番号を教える
携帯電話のなかった時代は、よくかける電話番号を書いておく「電話帳」というノートのようなものがどの家にもありました。中学生になるともらう生徒手帳にも電話番号を記載できるページがあります。
スマホがあればなんでも調べることができ、スマホ内に電話帳があるので、昔のように友だちの家の電話番号を暗記してしまうこともなくなりました。
公衆電話を使えるようになっても電話番号がわからないのでは元も子もありません。
子どもに持たせるものの中に、電話番号を記載したものを準備しましょう。
公衆浴場でのマナーを教える
我が家は小さい時から公衆浴場によく通っていたので問題ありませんでしたが、大浴場でのマナーの悪さがトラブルに発展することがあったようです。
シャワーをかけられた、泡が飛んできた、身体を洗う前に浴槽に入ろうとした、浴槽に飛び込んだ、体を全く拭かずに脱衣所に出た、浴槽にタオルを入れたなどなど。
寮のお風呂も銭湯や温泉などと一緒です。最低限のマナーは身につけておきたいですね。
お小遣いの使い方を確認する
寮生活では1ヶ月の上限額が決まっています。息子の場合は7,000円でした。
中学生に7,000円は多いですが、飲み物も出かける時の交通費も全て賄わなければなりません。寮には冷蔵庫もないので大きいペットボトルを保存しておく場所がありません。寮内に自動販売機はありますが1本140円はしますので、毎日1本購入するだけでも4,200円です。(30日で計算)
お菓子は親が定期的に送ってあげればお小遣いを使わなくて済みますね。
上限以上はどのような理由があっても引き出せません。事務室にある程度入金しておき、寮内では500円までしか持てないという決まりがあります。
そう考えると月7,000円というのは決して多額ではないのかもしれませんね。
歩きやすい靴を準備する、足の特徴を知っておく
成長する時期ですので、すぐに靴が小さくなるでしょう。楽天市場などで簡単にポチれる時代ですが、靴は合わせて買いたいものです。
前項ではお小遣いについて書きました。休日には友だちと外出することもあるのですが、ちょっとバスに乗れば300円程度は使うことになりますね。そのため寮生は交通費を削るために「どこまでも歩く」ことが常識だそうです。
片道1時間かけて歩くこともしばしば。歩きやすい靴は必須です。
また、学校の地域によっては雪道のこともあるでしょう。雪のない地域から入寮するご家庭は、滑らない冬靴がどのようなものなのかわからない場合もあります。「スノトレ」と検索すると雪道にあった靴底の靴を見つけることができます。
シューフィッターという有資格者に靴選びをしてもらうのが一番ですが、多くの方は実際に試着して自分に合うかどうかを確認してから購入するでしょう。(足の大きくなる夕方に試着をしてください)
サイズはもちろんですが足の幅が広い、甲高であるというような特徴や、足に合うメーカーを把握しておくだけで、オンラインショッピングで用が済むようになります。
上履き(5,000円・・・泣)もすぐに小さくなります。
まとめ
寮に入ると決めたお子様自身、また親御さんにとって入寮までの時間は大変貴重ですが、あっという間に時間は過ぎていきます。
すぐにゴールデンウイークはやってきます。1ヶ月くらいでまた自宅に戻れるのです。でもそれがとても長く感じるのですが、まずは体験入寮のつもりで送り出すとお互い気持ちが楽になるのではと思います。
ここに挙げたことはほんの一部ですが、こころ穏やかに過ごして家族の絆を深めてほしいと思います。
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