この記事には広告が含まれています。
こんにちは。しろももです。
ご覧いただきありがとうございます。
待ちに待った「知能検査結果」が出ました。
心理検査結果は【発達に問題なし】
発達に関しては問題なく【普通】との結果を告げられました。
そもそも今回の受診に至った「学校生活において問題行動がある」要因が発達障害ではないということがわかりました。
検査を受けたことでスッキリするはずの問題が前にも後ろにもいかないという、なんともモヤモヤすることになってしまいました。
医師からは、本検査結果の詳細(点数など)は患者には渡さないことになっていると言われたため、検査結果の詳細をネットで見つけた「結果の見方」と照合することができず、【普通】と言われたものの、どの位置にいるのかなどを知ることはできませんでした。
WISC-Ⅳ(知能検査)を担当した臨床心理士さんからは、以下のコメントをいただきました。
【アドバイス①】新しい作業を覚える時には、事前に繰り返し練習をしたり、準備を整えることが有用な方法になる
学校でも馴染みのある算数の文章題が得意だが、馴染みのない新しい作業を覚えたり取り組むことが苦手かもしれません。そのため、新しい作業を覚える時には、事前に繰り返し練習をしたり、準備を整えることが有用な方法になると思います。
【アドバイス②】見本を用意したり、絵・写真、映像などの視覚的教材を使うと能力を発揮しやすい
目で見て取り組む問題が得意な一方で、耳で聞いた数字を覚えて復唱する課題、特に無意味な数字の綴りを記憶するなど、新規情報の処理は苦手なようです。
なるほど・・・工夫すれば学習はできますよということはよくわかりました。
学校における問題行動はどうすれば防げるのか
そもそも思春期外来を受診するに至った理由は「学校における問題行動」でした。自宅ではよく気が利く長男です。問題行動も特に感じません。
私立中高一貫校に進学し、寮生活を始めてからたびたび問題行動があり寮教諭と面談をしてきました。この学校にスクールカウンセラーがいないと知ったのはその時でした。
https://happy-days365.blog/1772小学5年生頃から不登校の中、自ら中学受験に挑戦したいと決心して入学した学校。
なんとしてでも退学は免れたい。
息子の衝動的な行動は、問診と簡易的な性格検査により「スピード違反タイプ」だと医師から言われていました。
スピード違反をする性格について知ることで解決策が見つかるのではないかと思い、文献検索をしてみました。
その中で、このような傾向にあることがわかりました。
「スピード違反タイプ」とはこんな人
①怒りっぽい:気にさわることがあるとスピードを出しイライラを解消させる。
②気が弱い:車間を詰められると譲ればいいもののスピードをあげてしまう。
③お調子者:周囲からの働きかけで「かっこよく見せたい」という思いが働きスピードを出してしまう。
息子の問題行動は単独でなく、周りの子達に煽られてやってしまうことがほとんどだったと振り返ります。
息子は完全に「③お調子者」です。ではその性格を直せば解決するのか?と単純に思いましたが、そうでもないようです。カウンセラーの見解も人により様々のようです。
お調子者の性格をなおす必要はない
例えば、自分が「お調子者」の性格を変える必要性を感じていたとします。学校でトラブルが絶えないからです。
トラブルの原因が自分の性格で、それを変えたいと思う場合、スタート時点では「マイナス感情」です。
価値のない人間などいません。だからマイナスからのスタートではなく、さらによくなろうという前向きな気持ちを持つことが重要なのです。だからカウンセラーは性格をなおす必要はないという場合が多いと推察します。
さて、そうは言っても友人にお調子者がいることで嫌な思いをする人も多いでしょう。
他人の性格を変えられる方法はないことから、お調子者とどのように付き合っていくか距離の取り方を学べば良いのです。
お調子者の性格はデメリットだけではありません。
息子に差別的な発言を繰り返してきた担任も「お前が学校に来るとクラスの雰囲気が変わる」と息子に言ったそうです。本当か嘘かその場にいない私はわかりませんが、不登校でも学校に来いと言ってくれる友人がたくさんいることや、朝寮から自宅まで迎えに来るとまで言ってくれる友人もいます。日曜日には家に遊びに来てくれるのです。
ありがたい。
息子はお調子者ですが、友人たちに助けられ今があります。
衝動性があるという特性があることを自覚し、ちょっと気をつければ先生たちのいう「要注意人物」からは外れるのではないかと思っています。(もっと別の言い方があるのではないかと思うのですが・・・このようなレッテルを貼られていることに腹が立ちます。)
発達障害がないとわかりモヤモヤ。診断がついたことで安心したというブログ記事を見たこともありますが、まさにそんな感じです。
今後の当面の課題は「落ち着いた普通の学校生活」と「不登校で遅れた分の学習」となりそうです。
次回受診予約もしたので、学校生活の様子や受診結果について書きます。
・・・つづく・・・
にほんブログ村